岐阜シュタイナー水彩画レンタルスペース
清流認定こども園では「給食」と呼ばずに
「おひるごはん」と呼んでいます。
これには訳があります。
戦前、明治22年、山形県鶴岡町で行われたのが学校給食の最初でありました。
戦後の困難な食糧事情のもと、主として経済的困窮と食料不足から児童を救済から救うためにアメリカから援助物資から始まりました。
国外で処理するためにアメリカが日本を標的にした周到な戦略と強力な粉食奨励運動によりパンと脱脂粉乳による給食が始まりました。
戦後、日本はその経済的困窮と食糧不足から児童生徒を救済するために、ララ援助物資、
ユニセフ寄贈ミルク、ガリオア資金といった、アメリカから小麦粉や脱脂粉乳の無償贈与
によってパンと脱脂粉乳の給食を少しずつ普及させてきた経緯があります。
日本は占領下だったこともあり、将来にわたるパンとミルクを主とした完全給食の推進を確約や閣議諒解を行いました。
昭和29年「学校給食法施行規則」が成立し、
その中で学校給食の区分すべてに「ミルク」の文字が入り、「完全給食」とはパンを出すことという内容の一文が入ることになりました。
そして昭和51年から米食給食が導入され、米飯給食の普及に努めはじめ、平成14年5月現在では、週に2.9回が米飯給食になっている状況です。
このように日本食は教育の一環として実施されはじめ、生きた教材として食育が見直され、今では食育という言葉がよく聞かれるようになったわけです。
清流認定こども園の食事内容は和食中心で温かい素朴な食事を出しています。当然子ども達の体の成長のためです。豊かで穏やかな心の成長も促します。「給食」の本来の目的とは違い、「おひるごはん」と呼ぶことで、温かみのある食事に意味をこめています。
園では、家庭のぬくもりを食事の時間にも与えていけるように工夫しているのです。
ですから「おひるごはん」と呼んでいます。
当園が実践していることは先駆的なことで、
ようやく国も食の重要性を提示してます。
平成15年5月 文科省の通知 その中の食品構成についての留意点が以下の通りです。
1我が国の伝統的食文化を継承し、日本型の食生活の実践できるよう配慮すること
2豆類は、脂質とたんぱく質を多く含み、古くから動物性食品に代わるものとして日本人に摂取されてきたが、これまでは、豆類の中では豆製品が中心に摂取されているため、植物性たんぱく質の豊富な豆の摂取等についても配慮すること
3カルシウムなどの微量栄養素の供給源として、小魚の摂取は重要であること
4家庭における日常の食生活の指標になるものとして、その摂取状況に近いものを採用するよう配慮すること
5食に関する指導の生きた教材として、広く児童生徒や保護者等にわかりやすいものとし、日常の食生活への導入や活用に役立つように工夫すること
参考資料:給食のちから
幕内秀夫,鈴木公子, 清水修
おひるごはんの中できちっとした日本の伝統食、和食を位置づけながら、子ども達の健康を願い、そして大人になってからの食習慣をも担っている幼児期を重要に考えて、食育の推進を進めています。
そんな想いのこもったおひるごはんが食べれるチャンスはこちらの日程
10月2日、12日、15日、31日です!!
ご予約は058-243-1353 清流認定こども園
メールでのご予約も賜りますよ。
w.matsuo@lieberrystyle.com
ネイティブアメリカンは、
7世代のセブンゼネレーション先の子どもたちが今日みたいな普通の日が過ごせるようにと今を生きている。
今日が最後の日、世界が滅びようと、わたし(ネイティブアメリカン)はリンゴ(どんぐり)の木を植える。
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